-人形町「田酔」-お通しと日本酒の無限大の楽しみ方

2018.5.5

以前から気になっていたお店、人形町「田酔」へ行ってきました。

次のどれかひとつでも当てはまる日本酒好きさんなら、こちらのお店はもってこい!

・日本酒の種類がたくさんあるお店に行きたい。
・ちょっとずつ、いろいろ飲みたい。
・色々なお料理と、お酒の相性を試してみたいor楽しみたい。
・旬の食材と、旬のお酒が楽しみたい。
・締めのごはんまでしっかり食べたい。
・お値段が良心的。

お店選びの時にはどれも大事な要素ですが、田酔さんはどれも満たしてくれる素敵なお店なのです。

まずはお通しの前のお通し。もち米でできた揚げ出し豆腐のような一品。

カリッとあげられた衣に海苔のあんかけがトロリと絡んでとってもおいしい。来てよかった!とスタートから気持ちが弾みます。

1杯目、迷うことなく選んだのは季節限定商品、佐賀県の天山酒造「岩の蔵」。
天山酒造は「七田」が絶大な人気で、私もお手伝いをさせてもらっているフランスの日本酒コンクール「Kura Master」でグランプリに選ばれたお酒を作る蔵元です。「岩の蔵」は、天山酒造が県内消費用として作っているお酒だそう!

「七田」に通じる、香りの高さとしっかり安定感のある味。こんな特別なお酒が飲めるなんて、さらにテンションが上がります。


そして、こちらが「田酔」とっておきのお通し。目にも華やかな9種類のおつまみが並びます。もちろんこれで1人前。

タラコの煮つけや牛肉の甘辛煮が、日本酒に合いそうなのはもちろんのこと、生ハムに巻かれたクリームチーズはマンゴーソースでトロピカルな一品!ピリ辛なタコのトマト煮込みや、酸味のきいたジュレ、めかぶ、などなど。日本酒にあわせる楽しみが広がります。

食材の持つ様々な味わいと、お酒の甘味、苦味、酸味などの味わいを、たくさんの掛け合わせで楽しむことができます。

ここで、追加注文したお酒は福島県の「ロ万」と宮城県の「宮寒梅」。

「ロ万」は冷えていると香りは控えめですが、温度によって香りが立ち、味わいの変化を感じるひとつ。しっかりとコクもあります。

一方の「宮寒梅」は純米大吟醸らしい、スっと透明感のあるお酒です。香りも美しいながらに穏やかな万能選手、とはいえ、タコのピリ辛トマト煮込みと「宮寒梅」の相性の良さには驚き!


お料理も追加でオーダー。こちらは「鯛のゴマ漬け」。

ごはんにのせてお出汁をかけても絶対おいしいやつ!


もう1品は、「タケノコの豚肉巻き」。
木の芽がたっぷり載っていて、季節を感じる一品です。

ここで注文したお酒は「美田」と「南」。注文したお料理に合わせてみたいな、と私が思った2種類です。

「美田」は山廃とは思えないすっきりとした味わいですが、予想的中。ゴマだれと、薬味の海苔の旨みとの相性が抜群!甘味のある豚肉のタレともよくあいます。

「南」は香りがしっかりありながら、後に少し苦みの残る味。甘めのお肉のタレと相性は比較的よかったのですが、このお酒と合うお料理はもう少し研究が必要。

そして、タケノコは少しエグミのある食べ物なので、「宮寒梅」のようなすっきり系と相性が◎でした。


締めの土鍋ごはんも人気のようですが、満腹につき、次回のお楽しみとして今回は終了。


これだけ楽しんで、一人5000円を切るというお手頃価格でした。日本酒と食事を合わせる楽しみを満喫できて、とっても満足!

bijin158

TOKYO/SHONAN

会社員/自由人/唎酒師/ソムリエ

浅岡枝里 [ No.0158 ]

好きな日本酒の銘柄:自然郷/七田/七賢/雪の茅舎 etc

湘南生まれ、湘南育ち。東京都内在住のOLです。 <酒キャリア> 利酒師・国際利酒師・ソムリエの資格取得。 「日本酒伝道師」第1期生卒業。 <酒活動> フランスで行われる日本酒コンクール「Kura Master」の日本担当。(広報・企画) https://kuramaster.com/ja/

このSAKE美人の他の記事を見る
Page Top