2017.1.17
こんにちは。sake佳人の増田佳与です。
東京23区内唯一の明治から続く蔵元である小山酒造さんに、今私がお仕事でお世話になっている方々とお邪魔して来ました。
小山酒造さんは2020の東京オリンピックに向けて、様々なプロジェクトを始めています。
創業は明治11年。昔ラベルに使用していた焼印が今でも展示されています。
カッコいいっすね!

下の写真のお酒は、40年ぶりに復活させた「東京盛」。
昨年春に限定3000本で発売されましたが、すでに予約の段階で5000本の注文を頂いたので、各店割り当てとしたそうです。2日間で完売したとの事!!
次回発売は今年春の予定。
もしかしたら販売のお手伝いをさせて頂けるかもしれません(*≧∀≦*)

私の実家(埼玉)からチャリで15分の所に小山本家酒造さんという蔵元があります。
実はこの小山本家酒造の次男であった小山新七氏が、秩父山系の良質な水に惚れ込み、この地で小山酒造を創業されたそうです。
知らなかった〜(´・ω・`)
ですので、最近ツイッターで「小山酒造の水は荒川の水」と間違った情報が流れる事があるそうなのですが、そうではなく、秩父山系の綺麗な井戸水を地下130mから汲み上げている!との事です。

生産量は年間約350石。
従業員の方は10人で、3人で酒造りをされています。
とても小さな蔵で、甑も小さく麹も手作りの箱麹でした。

この部屋で毎日日本酒度と酸度を測っているそうです。
窓の向こうには、何回か通った事のある道が見えるという親近感!

歴代の銘柄のラベルが飾ってありレトロです♡

こちらの5種を試飲。
試飲の前に仕込み水を飲ませて頂きましたが、これが既に酒袋を通したかのような風味のある味わいで驚きました。

蔵の方にサーブされて飲む、まるで超贅沢なスタンドバー!!

東京オリンピックに向けて、これからも注目したい蔵元さまですね!
とても楽しく見学させて頂きました。
ありがとうございました!!